軒の出とは?
協和ハウジング設計積算部の船越です
「軒(のき)」とは、外壁から伸びている屋根の部分のこと。
「軒の出」は、「軒」の長さを指す言葉です。
日本は四季があり気候の変化が大きい国です。
しかし昔の日本家屋は、今の家のように断熱性や気密性が高くありませんでした。そのため軒を長く出して日差しや雪などを防ぎ、さらに縁側、障子などを活用し、屋外の気温の影響を直接受けない工夫をしていました。
軒の出の長さは、建築基準法上の決まりはなく、短くても長くても問題はありません。ただし軒の出が1m以上になる場合には、軒先から1m後退した部分までを建築面積に算入しなければなりません。採用する場合は設計の段階からしっかりと検討する必要があります。
フラット35の住宅実態調査では、軒の出の長さは「60cm以上80cm未満」がもっとも多く32.8%、最近人気の軒ゼロ仕様は4.8%となっています。軒ゼロが最近増えている理由はシンプルモダンなデザインが好みの人が増えてきていることと、軒がない分の材料代や手間をカットでき、工期も短くできるのでコスト面などから軒ゼロを選ぶ人も多いです。

軒の出のメリット
1.気候の影響を和らげる
例えば軒を長く出し、真夏でも直射日光が屋内に入らないようにすれば、家の中の気温が高くなりすぎず快適に過ごせます。また冬の寒い日でも、軒が長く出された家は冷気が家に直接当たりにくくなります。
2.雨対策
近年は通常の雨に加え、ゲリラ豪雨も増えました。
そのようなときに軒があれば雨どいからオーバーフローした場合でも外壁にかからず、雨漏りの心配がありません。また雨との距離も遠くなるため雨音が小さくなり静かに過ごせます。
3.劣化対策
軒で日陰を作ることで、紫外線に弱い外壁材や外壁同士の継ぎ目に充填するコーキングの劣化を防げるため建物を長持ちさせることが可能です。
夏の暑さも厳しくなってきているので、
これから建築される方はぜひご検討ください。
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